[映画最近観たもの-1-

メモ

『重力ピエロ』
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以下、感想追記。(2009.8.30)


原作、というか伊坂さんの作品自体読んだ事がないんですが、どうも苦手なタイプだなぁという感じがしていて、加瀬くん出てるので気にはなっていたんですが観ないつもりでいました。が、ここ最近、すっかり岡田くんが気になってしまって、彼が出ているものを色々チェックするようになって、スクリーンではまだ観ていない事に気がつき、ホノカアボーイの彼を観てみたかったんですが、観ようと思った時には既に遅し。。。で、重力ピエロにも出てたっていうのを改めて知って（ポスター何度も目にしてたのに、その時は加瀬くんしか目に入ってませんでした。いや綺麗な顔の人だなぁと思ったけどそんなに気にならなかったんですよね）、公開終了間近なところギリギリで観てきました。ってここまで全然感想じゃないですね。
で、観て思ったのは、テーマがちょっと重いけれど、観終った後は不思議と思ったほど暗くならずにすーっと爽やかな気持ちになってました。いや、でも、席を立って少ししたら、やっぱり色々な思いが巡ってきてしまっていましたね。作品自体はやっぱりちょっと苦手なタイプでしたが、俳優陣が皆さん良かったですね。お目当てだった岡田くんは、程よい存在感で、あまり作り込みすぎてないような感じに見えたのが良かったなぁとおもいました。って、これってちょっと上目線発言かな。いや、でもあの容姿は絶対目立つだろうと思うのに、割と普通な感じに見えちゃうんですよね。普通の高校生の男の子。だけど実は物凄い闇を抱えてる。。。っていうのがわざとらしくなく感じられたので、それがいいなぁと。加瀬くんは、言わずもがな、はまり役というか、これまた普通のどこにでもいそうな大学院生っていう感じがこれまた良かったです。それから、吉高さん演じる夏子さんも良かったなぁ。あ、あと渡部さんが、もうご本人もそういう人なんじゃないかと思うぐらい憎らしくって素晴らしかったですね。(褒めてます）いや、あの人物の吐く言葉には、衝撃というか、「あぁ、そっか、こういう人もいるんだよなぁ」と思わされたというか。どう説得しようにも根っこから腐ってると言うか。で、そこから自分の最近の他者との関わり合いなどと重ねて考えてしまったりして、「想像力を働かせれば分かる」といくら相手に伝えても、分からない人には分からないんだという事だとか、色々考えてちょっとグッタリしてしまいました。いや、なんか映画と直接関係の無い事を色々考えてしまいました。。。